大阪「GULIGULI」での５日間
６月21日から５日間の日程で、大阪池田市のGULIGULIに滞在しました。
車で大阪池田市まで行くのは初めてで、高速を降りてからは少し緊張しましたが、無事に到着。我が家から5時間半の旅でした。
その日は夜７時まで、マネージャーの中川さんと一緒に搬入と展示。
おかげさまで台所道具が立派な姿でギャラリーに。
実は、こんなところで告白するのもなんですが、下着以外の全ての洋服を忘れた！というハプニングもありまして、笑。高速道路を運転中、そのことに気がついて、一瞬、目の前が真っ白に。いやー、こんなこともあるんですね。さすがに数分は凹みましたよ。
でもそのあと、なんだか笑いがこみ上げて来ちゃって。
そうだ、今回はnimai-nitaiという洋服ブランドとコラボのショップ展じゃないか、と。
ピンチはチャンスだもん。
nimai-nitaiの洋服と初日に着ていた服を取っ替え引っ替え、洗っては着て、5日間を乗り切りました。
気持ちの転換って大事だな、はは。
初日はnimai-nitaiの廣中桃子さんとの座談会。
司会の中川さんが思いのほか緊張されていて、それが可愛くて可笑しくてね。またひとり、大好きな友ができました。
専門職の方が多くいらっしゃいました。
繊維研究者、建築家、人形制作者、出版社、編集者などなど。
皆さん、それぞれ違う職業だけれど、真剣に事を追求しようとすれば、目指すところは一緒なんだな。手仕事というテーマは結構深かった。
2日目は道具のワークショップ。
忙しくて写真が撮れなかった！
７つの道具を使って、それぞれ違う作業をしていただき（焼いたり、蒸し焼きしたり、すったり）、最後に一つの料理を完成させる、というものでした。
羽釜でごはんを炊き、おむすびを握り、禅寺椀で食し、最後は自分で器を洗うという、料理教室とは全く違う場で、皆さんきっと戸惑ったんじゃないかしら。
私の仕事のテーマは「自分が自分で自分を自分する」。
自分で考え、行動した先に見えてくる景色が変わるんじゃないかと。だから私が料理して、皆さんに食べてもらう、みたいな料理教室はやりたくないし、レシピ通りに作ってもらいたくないから、みんなで作って、作るという感覚を養ってもらいたい。
さて、今回は車で行ったので、宮本毛のメンバー、テツオ、昆布男、鰹男もショップ展の営業マンとして頑張りましたっ。
週末２日間で、だいぶ売れてしまいましたが、少し商品をまたお送りしましたので、是非、GULIGULIへお越しくださいませ。
（売り切れていても商品によってはご予約できる道具もあります。）
ショップ展は7月7日までです。
