素描料理第6回「ズッキーニのサブジ」
studio482+をオープンして7年。休みなく走り続けて、気がつくと1日の休みも取っていなかった...。
ここ2ヶ月ほどはコロナでイベントやワークショップがなくなり、ゆっくりする時間ができて、山を散歩したり、本を読んだり、肩の力を抜くような日々を送っていたら、SNSに何かをアップすることにちょっと疲れてしまって...。
最近はSNSやブログが更新できない日々が続いています。
それでも2ヶ月ほど充電したら少しずつ、エネルギーが戻ってきました!
ガス抜きは必要だったな。
アノニマ・スタジオ連載「宮本しばにの素描料理」も第6回となりました。連載がスタートして1年がもうすぐ経とうとしています。
だんだんネタが尽きてきたけれど、、、
台所の考察はこれからも続けていきます!
第6回は「ズッキーニのサブジ」です。
サブジはインドの家庭料理で野菜の蒸し煮」です。
アノニマ・スタジオ連載「素描料理・第5回・雲片焼きそば」
コロナで世の中がひっくり返ってしまっている中、
私は全く何も変わらず、静かに森の生活をしていまして、
とても平和に暮らしています。
私が住む森は何も変わらず、
動物も、
植物も、
虫たちも、
人間界のことはお構いなく、
ただ淡々と生きています。
こういう’平安’を心に持って生きるのは大切ですね。
私も森の生き物たちみたいに変わらない生活をしているから、
下界に行くときによくマスクを忘れます....苦笑。
さて、
素描料理も第5回となりました。
今回は雲片(うんぺん)という普茶料理(中国から伝わった精進料理)を、焼きそばと合わせた「雲片焼きそば」をご紹介します。
半端な野菜を使って簡単に作る葛煮「雲片」は一年中作れて、そのままでも、麺に合わせてもおいしいのです。それを焼きそばにかけて....中華あんかけ焼きそばですね。
おいしいですよ〜。我が家の定番です。
前半は「真結び」と「塩梅」について書きました。
台所仕事から小宇宙を観る!
ぜひ、お読みくださいませ。
素描料理第5回「雲片焼きそば」
https://www.anonima-studio.com/sobyoryouri/sobyoryouri-05.html
宮本しばに選 - 手仕事の台所道具と出会う - 展 開催のお知らせ
去年に引き続き2回目となる、ギャラリー・カフェ「GULIGULI(大阪池田市)」でのSHOP展を、今年は予約制で開催することになりました。
世の中がひっくり返っているなかで、こんなときだからこそできることは何だろう、とGULIGULIと何度も話し合い、開催することを決めました。
会場では万全の体制でお迎え致しますので、安心してご来店くださいませ。
期間:5月16日(土)〜31日(日)まで(火曜日定休)
完全予約制:1時間1組2名まで
*5月9日からご予約開始です。
私が在廊できないため、この期間中は4回にわたって「しばにとちょっとチャット」という、テレビ電話による質問やご相談などができる時間を設けました。
こちらもご予約制です。
SHOP展後半からはGULIGULIのオンラインショップでも、道具をお買い求めできます。
昨日、FBでお伝えした蓋物や、オンラインショップで手に入らないものなどを取り揃えています〜。
お品は1点ものが多いので、ご来店くださった方優先とさせていただきます。予めご了承くださいませ。
詳細、ご予約、お問い合わせはこちらをクリック。
◎同時開催 / gallery しゅんしゅんさんの「DRAWING EXHIBITION センノカイホウ」も、開催しています。
こちらも予約制となっています。
アノニマスタジオ連載「素描料理」第4回
5月、GULIGULI(大阪)で予定をしていた、素描家・しゅんしゅんさんと、音楽家・内田輝さんと3人での「素」を語る会という催しがお流れになってしまったんだけれど。
この会で「素描料理」のことをちゃんと説明できるようにと、去年からずっと考えて続けていて...。
で、やっと私なりに答えが見つかったのだー。
それは、白洲正子さんの素描についての文章がきっかけでした。かっこいい女性のかっこいい文章でつ。
そこから紐解いていき、
素描料理の約束事みたいなことを、
今回のアノニマスタジオ連載「素描料理」で書かせていただきました。
身も心もクリアーになって、
やっと料理人生がスタートしたような感じ。
開放された気分で、ルンルンしてる。
大げさじゃなく、本当にそう思っていて、
あとは死ぬまで構築するのに勤しむだけじゃのぉ。
ぜひ「素描料理」をお読みくださいまし。
白洲正子さんの文章も掲載しましたよ、もちろん。
お料理は「新玉ねぎの和スープ」です。うまいでー。
アノニマスタジオ「素描料理」第4回
https://www.anonima-studio.com/sobyo…/sobyoryouri-index.html
柿渋屋の「柿渋ふきん」
台所道具を探すときには「縁」というものを大切にしています。
躍起になって探すこともありますけれど、あんなに難しかった仕入れが、何かの具合に、または誰かの縁でつながることもありますし、縁と時期、というのは大切なのかなぁと。
最近、FB経由で入ってきた情報にピンと来て、「柿渋ふきん」を仕入れました。
京都山城の「トミヤマ」が製造販売しています。
先日、代表の冨山さんとお話をしたところ、あらまぁ!あちこちでつながっていて、共通の友人が何人も。今まで出会わなかったのが不思議なぐらいです。ご縁だわぁ。
柿渋とは、青いうちに収穫した渋柿を搾汁して発酵熟成したもの。塗料、染料、民間薬として昔から使われていました。
この柿渋ふきんは、まず綿(わた)で柿渋染めして、それを糸にし、織っています。
布に染めずに最初の段階で染めているから、柿渋の抗菌、防虫、消臭効果が高くなり、布を丈夫にしてくれるのだそうです。
この柿渋ふきん、私も台拭きとして使っていますけれど、消臭、抗菌作用があるので、全然匂わない。
吸水性が高いので、食器拭きなどにも使えるようです。
「拭く」がふきんの仕事だから、台所のほか、窓拭きや床拭きなど家事全般に使えますね。
私は台所で使い終わったあとは雑巾として使い尽くそうと思います。
トミヤマによると、冷蔵庫や靴箱に入れれば消臭剤代わりになるんだって!
柿渋すごい。
薄いピンクがかったベージュ色で、やわらかい色が気に入っています。ベージュ系だから、汚れがあまり目立たないのもポイントが高い。
2枚までクリックポスト(188円 4月から198円)で発送できます。
宮本しばにの素描料理・第3回「ちぢみほうれん草のあん浸し」
アノニマ・スタジオのコラム「素描料理」第3回は「ちぢみほうれん草のあん浸し」
今回は「ものづくり」をテーマに、台所目線で書かせていただきました。
このコラムは
台所仕事や料理を、素描しながら、
最後に季節のレシピを素描します。
なるだけ「素」を料理しようと思っています。
今回は「ちぢみほうれん草」のおいしい素を描いています。
中華セイロで蒸して、ほうれん草の甘みを引き出したお料理です。
よろしかったらぜひ、お読みくださいませ。
第3回しばにゼミのご報告
京都・ラクエ四条烏丸で「台所道具とおむすびのにぎりかた」WS開催
2月は京都3箇所でイベント、SHOP展、フェアをやらせていただくことになっていて、今はそのことで頭がいっぱい...。
まずはイベントのお知らせです。
京都・四条烏丸「ラクエ」3Fで、ワークショップ「日本の台所道具とおむすびのにぎりかた」を開催致します。
おむすびを握ったり、
シンプルな「ごはんのお供2品」を参加者全員で作ります。味噌汁付き
2月22日(土)1日2回開催
各20名
料金1000円
応募期間:1月17日〜2月2日まで
*中川政七商店の「ふきん」お土産つき
(↑とってもお得感のあるイベントだなぁ。)
ひとりひとりの参加者と向き合いたいと思っています。
台所の立ち方、台所道具の話、料理をおいしくするためのポイントなどもお話したいと思っています。
お気軽にご参加ください。お待ちしています。
詳細、応募方法はラクエのトピックスページで。