宮本しばにの覚え書き

studio482+店主の日々のことを綴ったブログ

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

禅寺「東慶寺」での「ゼミ」予告編

東慶寺の正門 料理の仕事を始めてから20年ほどが経とうとしています。 そのあいだ、ずっと温めながら形にできなかった「あること」がやっと来年、形になりそうです。

「台所にこの道具」が発売されました。

studio482+店主、宮本しばにの新刊本「台所にこの道具」(アノニマスタジオ)が11月1日に発売されました。 道具エッセイ、道具説明ページ、レシピ、3つで構成されています。 16の道具たちが出演します。 すべて日本の伝統的な台所道具です。 外国の方にも…

羽釜でおいしいごはんを炊く

伊賀焼「土楽」の羽釜は、とにかくごはんがおいしく炊ける釜です。 秘密は底の丸みにあります。 この丸みが対流を起こし、お米にまんべんなく火が通り、ふっくらしていて艶やかなごはんが炊き上がります。

土鍋の仕事

伊賀焼の窯元「土楽」の土鍋は、煮炊きはもちろん、炒める、焼く、蒸す、オーブン使用が出来る特徴を持っています(揚げ物は不可)。 伊賀の土を使った純粋な土物は、その特質を生かし、油を使った料理が可能になります。これが他の土鍋と違うところ。ですか…

山只華陶苑・加藤智也さんについて

寛政六年(1794年)から続く「山只華陶苑」。 その7代目、加藤智也さんは国際的な陶芸コンテスト、ファエンツァ国際陶芸展グランプリ受賞など、数々の展覧会で 受賞され、2012年には「JUJUシリーズ波紋櫛目すり鉢」で グッドデザイン賞を受賞されて…

伊賀焼の窯元「土楽」について

窯元「土楽」は三重県伊賀市にあります。 7代目福森雅武さんは、かの白洲正子さんと交流があることで知られています。 白洲さんの随筆には土楽がよく登場しますね。白洲さんがいかに土楽の陶器に惚れ込んだかが、よく分かります。