宮本しばにの覚え書き

studio482+店主の日々のことを綴ったブログ

羽釜でおいしいごはんを炊く

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伊賀焼「土楽」の羽釜は、とにかくごはんがおいしく炊ける釜です。

秘密は底の丸みにあります。

この丸みが対流を起こし、お米にまんべんなく火が通り、ふっくらしていて艶やかなごはんが炊き上がります。

 

 また、伊賀焼の焼き物は蓄熱に優れているため、お米一粒一粒にまんべんなく火が通り、お米の旨味成分がしっかり出てきますので、甘みもちゃんと引き出してくれます。

木蓋はずっしりと重く、沸騰した時にもずれません。ごはんを蒸らしているあいだ、木蓋が余分な水分を吸ってくれるので、水滴が落ちてべちゃっとしたごはんになるのを防ぎます。ごはん一粒一粒がしっかりしていて存在感があり、ふんわりやわらかに仕上がります。

白米はもちろん、雑穀米、玄米、炊き込みごはんもおいしく炊けます。

裏技ですけれど、私は時々羽釜でスープも作ります。おでんも味がよくしみておいしいですよ。

 

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studio482+で扱う羽釜は5寸(2合炊き)6寸(3合炊き)7寸(5合炊き)8寸(8合炊き)があります。

 

 

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《炊き方》

1.  お米を洗ってボウルで30分〜1時間水に浸けます。お米1合に対して水180cc。

お米:水=1:1の割合です。

2.  羽釜に移して弱火で5分、火を入れます。→これは急激な温度差をなくして、土鍋が割れるのを防ぐためで、必須です。

3.  中火(5,6寸サイズは強火にしないでください。7寸、8寸は強めで大丈夫。目安は緑の釉薬に火がかからない程度の火)にして沸騰させます。(3合が沸騰するのに10分前後かかります。)

4.  沸騰したら火を弱めて10分。→湯気が上がってきたら、火を弱めてください。

5.  火を止め、10分蒸らして、はい出来上がり。

 

3合炊きでスタートから食べるまで40分ぐらいでしょうか。ふっくらつやつやです。炊飯器よりも早く炊き上がります。そして何よりごはんがおいしく、香りも抜群です。

 

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羽釜を購入したらまずやること。それは「お粥炊き」。

これは伊賀焼の土鍋や羽釜を使うときの必要なこと。このお粥炊きをしないと、水分が漏れたり、割れてしまったりすることがありますので、ぐれぐれも忘れずに行ってください。

 

なぜお粥炊きをするかというと、羽釜の土に含まれる珪石と言われる物質は、600℃ぐらいにあると化学変化を起こして膨張し、ヒビが入ります。

このヒビが大切なのです。ヒビが入ることによって膨張と収縮ができ、羽釜が呼吸できるようになります。このヒビは羽釜が火に慣れるために必要な現象です。

最初のお粥炊きをするとによって、ヒビが糊付けされ、漏れを防せぎます。

 

一生モノの道具は最初が肝心です。

 

羽釜の「おかゆ炊き」や「ごはんの炊き方」、火加減など、羽釜の使用法は、お買い上げいただくと説明書(カラー版)に明記されています。

それでも分からなかったら、店主に遠慮なくお聞きくださいませ。

 おいしいごはんはお釜選びから!

 

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