東慶寺「しばにゼミ」第3回
今年もあと1ヶ月をきりました。
この1年は少し流れが変わったような気がします。
ショップ展が6回。
お寺でのゼミは4回(鎌倉、飯田市、伊那市)やらせていただきました。
料理の先にあるもの。
台所仕事の裏側。
そんな「見えないものを観る」ところにだんだん焦点が合ってきたような気がします。
私が望んでいた展開に、少しワクワクしています。
ということで、怒涛の日々もやっと終わり、来年は1月の東慶寺ゼミからスタートです。
みんなで作る料理はまだぼんやりしているけれど、
私が日本一おいしいと思っている「豆腐工房まめや」の豆腐を使った江戸料理や、
鬼おろしを使って「れんこんバーグ」を作ったり、
温かいさぬきうどんでつけ麺にしようか....なんて思っています。
全然ちがうメニューにする可能性もありだけれど...。
料理自体はあまり難しくありません。
台所でどう考え、どう動くか。
台所はひとりで作ることが多いから、一人台所に立つつもりで。
そのなかで、どうしたらおいしくなるか。頭を使って、手を使って、実際に料理していきます。
小さなことだけれど外せない小さな手間。
それを感じていただきたいのです。
日本の道具を使うことが多いのですが、その道具との対話もしてもらいたいなと。
お話会のテーマは毎回、私が見つけてきた言葉や文章です。
どんな人も悩みがあり、苦しみを抱えている。
それを乗り越えるのは自分だし、誰かが代わりになることはできないけれど、ゼミを通して自分を見つめ、柔軟性という「力」を身につける。
それが私の願いであり、ゼミの目的です。
1月19日(日曜日)1時〜 →満席
1月20日(月曜日)10時半〜 →満席