おかひじきのナムル
この野菜は塩ナムルにすると格段に旨い。
その姿がヒジキに似ていることから「おかひじき」と名のついた野菜は、基本的に無農薬で栽培できるそう。
春、直売所でこの野菜を見かけると必ず買う。きれいな緑色をしたこの野菜は、火に通すとさらに緑が鮮やかになり、歯切れの良い食感は口の中を楽しくさせてくれる。
何度も食卓に出している料理だが、夫ははじめて食べたように「これ、おいしいね」と口にほおばっている。
それがまた嬉し。
《おかひじきの塩ナムルの作り方》
1. おかひじき一袋(片手いっぱい)をさっと洗って塩茹でする。
「塩茹で」とはパスタを茹でる時と同じ濃度の塩を入れることで、1リットルに塩大さじ1ぐらい入れる。茹でながらほんのりと塩味をつけるのがポイント。
2. にんにくをすり鉢のすり目でおろす。(またはにんにくを回しながらすり目に香りをつける)
3. 白胡麻を大さじ2ほどを加えて五分ずりする。↑
4. 塩とごま油を入れる。その量は味をみて、ほどよい塩加減になればいい。
ちなみに普段、仕上げ用ごま油には九鬼の芳醇胡麻油を使っている。
5. 茹で上がったおかひじきを冷水に取り、ギュッと絞ってざく切りにし、すり鉢の中に入れて手で和える。箸で混ぜると味が全体に行き渡らないので、必ず手を使う。
味を見て、必要に応じて塩や胡麻油を足す。
ナムルの作り方はもちろん、和洋中、デザート合わせて54レシピを掲載したstudio482+店主の書籍。すり鉢のすべてが分かります。↓
今回使用したすり鉢Chaiはこちら。