ヨシタ手工業デザイン室の「ピーラー&千切りピーラー」
我が家の台所を支えてくれる道具が、またひとつ増えました。
ヨシタ手工業デザイン室のピーラー(+千切りピーラー)です。
包丁を使えない人のためのピーラー、なんて言う人がいますけれど、
いえいえ!そんなことはありません。
ピーラーは世界中の厨房で使われている、仕事上手な基本道具。
包丁では難しい「薄く剥く」という仕事を司っています。
ピーラーは力をかけずにすーっとむけて気持ちいいし、
千切りピーラーは細すぎず、太すぎず、きんぴらごぼうもあっという間に作れます。
シンプルなデザインと、
ステンレスのマットなシルバー色がたまりません。
刃の切れ味。
デザイン性。
ハンドルの持ちやすさ。
どれを取っても、このピーラー2種は優秀です。
このピーラーを手がけているのはデザイナー、吉田守孝さん。柳宗理に師事していた方です。2011年、ヨシタ手工業デザイン室を立ち上げ、主に台所用品や食器のデザインをしています。
実際にピーラーを製作しているのは新潟県燕市の製作所。精巧な技術があってこそ、実現した形です。
丸棒を押しつぶして板状に成型していて、ピーラーの角が丸みを帯びています。
すんなり手に馴染んで、ステンレスなのに冷たさはなく、温かみがあってやわらかい感触!
人参もほら、こんなふうにすーっと薄く剥けますよ。
↓は千切りピーラー。
大根や人参でなますやサラダを作るのもいいなぁ。
化粧箱に入っているので贈り物にもいいですね。
隅から隅までかっこいいピーラーだー。
刃の切れ味が悪くなったら、ドライバー1本で刃を交換できます。
(替え刃は別売り)
何しろ台所仕事はたくさんあるのです。
少しでも道具がその仕事を支えてくれたら、どんなに嬉しいか分かりません。
そんな気持ちを形にしたのが、このピーラーです。
夏にはズッキーニをピーラーで剥き、半日ほど天日干しをしてから、
ガーリックオイルと唐辛子でペペロンチーノ風に炒めます。少し醤油をたらして、ごまを振りかけて出来上がり。
大根や人参なども、茹でたり炒めたりして、ナムルにしたり...。
ピーラーは台所でせっせと仕事をこなす良き相棒です。